いつかoranjeたちと一緒に “Queen's day” をお祝いしたい!と
前からずっとずっと思ってた
ユリアナ前オランダ女王さまの誕生日なのだけど
現在のベアトリクス女王さまの誕生日は1月なので
どうせなら暖かい4月の、前女王さまの誕生日をそのまま引き継ごうとなったらしい
オランダ人的発想だなぁ
この日だけ、国民の誰もがフリーマーケットに参加して思い思いの品をひろげたり
オランダ全土、各地でいろんなお祝いのイベントも開催される
それはそれは特別な日なのです
イップとヤーネケのTシャツ! (もちろん子供用 苦笑) |
ワタシも晴れてオランダの市民としてこれが初めての参加
楽しみで楽しみで :D
この日のためにシャツやら
アクセサリーやら(もちろんオレンジで)揃え
どうせだからちょっと大きい街に出掛けてみようとなった
やっぱりA'damがイチバン賑やかだろうけど、人が多すぎて逆に面倒になりそう
ということで二人とも大好きな街、ユトレヒトに出かけました
朝早すぎた(8am頃)せいか、ひと気もないしお祭りムードでもない...
車を停めたのが駅の裏側だったせい? と気を持ち直しつつ
表の方へ行ってみるも、ようやく駅前の広場に市場がたち始めた程度...
ちょっと不安になりつつ前日の余韻である
自転車がこんなことに... 道頓堀かとおもいましたわ、ホンマに |
街中の道端の残骸(前日からオールナイトでお祭り騒ぎw)
を見ながら
ひと気のあまりない街を散歩することに
偶然ユトレヒトの市庁舎の前に辿り着くと、
セレモニーが開催されてて
タイミングよく見学できることに! :D
真ん中の男性が市長さん |
オランダの旗を手にしてるんです
市長さんの挨拶があり、国旗掲揚のあと
みんなでオランダ国家を歌う
みんな表情がホント楽しそう!
そのあと、市長さんのかけ声で
手にしていた風船を一斉に放ち、
雲ひとつない快晴の空に
鮮やかなオレンジの風船が
ぐんぐん上がっていく様子はホントにステキだった!
これが観れたのはホントラッキー!!
そのあと、多分ホントはダメなんだろうけど集まっていた人たちに紛れて市庁舎のなかへ
なかではドリンクが振る舞われていて
お祝いの日などに飲まれるオランダ独特のアルコール
“orange bitter”というものも
orange bitter、お酒です |
アルコールが一切ダメなワタシも試してみることにしたのだけど
ニコルソンさんが飲むのを見てると
ウォッカを飲む時のようなカンジ...
これはもしや...と思いつつなめてみると結構キツい! :S
でもオランダならでは、のものがまたひとつ解って嬉しかった
そのあと、まだ早いのでユトレヒトらしい古くて綺麗な町並みと通り過ぎていく人たちを眺めながら
カフェで軽く朝食を食べて時間を過ごす
まだ少し肌寒いけど天気も良くて、外でのんびり太陽に当たりながら過ごす休日の朝食はホントに気持ちいい
そのあとまたブラブラしていたら芝生のある広場には
もうすでにたくさんの人が集まってフリーマーケットが始まってる
ああ、コレがQueen's dayのマーケットか、と胸躍りながら中に入っていきます
家族ごとに品々をひろげてるので小さな子供たちが店番をしているのが多かった
なので基本的に子供ものが多くて可愛らしいものがたくさん
なかでもやっぱり“素”でミッフィーのものはホントに多い!
さすがミッフィーのふるさとだなぁ
ワタシがオランダ語を覚えるのには絵本もいいアイテムだろうと思って探したのだけど
残念ながらちょうど良いのがなかなか見つからず
でもマーケットで子供用のベッドクロスと
ルームシューズを買いました
全部で7ユーロ :)
そのあともブラブラして、再び駅の方へ戻ってくる頃にはたくさんの人
小腹も空いたので、集まってくる人を見ながらいつもの“マネケン”の山盛りフリッツを食べる
ようやく賑わってきたところだけど、セレモニーも観れたし
ユトレヒトを離れて地元の町の広場へ戻ることに
するとこの町にこんなに人が居たんだと思うくらい
(それでもやっぱりギュウギュウでもないケド)
人が集まっていてちょっとビックリ :O
地元の広場のお祝い風景...のどか 笑 |
と思うヤギやブタたちの
“出張ふれあい広場”みたいなのもあって
田舎ならではの微笑ましさがあった :)
ゆっくり過ごして家に戻ってから
TVで各地の様子を観る
王室ファミリーは毎年この日、
オランダ各地を2ヶ所ずつまわるのだそう
今年はワタシの町の割と近くの方へ
来ていたらしい
TVでその様子を観るとホントに大歓迎を受けている
女王さまですら誰とでも気軽にお話しされたり催しに参加されたりする様子を観ると
ホントにフレンドリーな様子が伝わってきて微笑ましい
例えばイギリスの王室からも伺えるけど、欧州の王室はとにかくオープン
故に国民から愛されるのだろうなぁと思う
国民に愛される王室も幸せだし、
フレンドリーな王室をもつ国民もまた幸せ
こういうことを実感するためにも、“女王さまの日”というのは大切なんでしょう
ユトレヒトにあるドム塔 |
ユトレヒトの街並み。ホントにステキなところ |
プロペラ機がバナーを引っ張って夏のお祭りの告知をしていました。 絵的にとてもかわいい :) |
b.
こちらでは初めまして~♪
返信削除クイーンズデイはテレビで何度か見て
なんて楽しそうなんだろう~~って思っていました。
bebeさんは毎年これが味わえるなんてうらやましい限りです。
オランダは女王様が気さくっていうか国民にとって
身近な存在なんですねー。
でもそういうのって大事なことですよね。
bebeさんが改めていい国に行ったんだなーって思います。
私もオランダは一度しか行ったことないけど、
また行きたい国の一つに入りました。:D
*chloesさん
返信削除コメントありがとうです :)
実際にオラニエたちに混ざって参加できる夢が叶って嬉しいです、しかもオランダの市民として! :D
市庁舎でオフィシャルなセレモニーが観れたのはホントに嬉しいサプライズだったの。写真は載せなかったけど、(ちょっと中世っぽい)制服に身を包んだカッコイイ守衛さんたちも見れました。
今年身につけたオレンジグッズは来年ももちろん使うし、毎年ちょっとずつ増えていくんだろうなぁって思いますw
いつかゼヒ一緒に騒ぎましょう! :D
画像のアングルにうっとりしてしまいます(^^
返信削除橋の欄干もおしゃれですねぇ。
先日NHKの「地球イチバン」って番組で、グローニンゲンの自転車社会はどうして築かれたかを紹介していました。
http://www.nhk.or.jp/tamago/program/20100816_doc.html
車社会支持の反対層を説きふす若い人のパワーと、良きを貫く市民性・・・今の日本でもマネすべきところはたくさんあります。
表向きだけでない、中身のパワーって大事だなぁっと思いました。
*JIGEN3さん
返信削除コメントありがとうございます :)
オランダの人たちは合理性をとても大切にしていると思うんです。
だからこそ、変革することを厭わないのかもしれないですね。
おっしゃる通り、もちろんいままで紆余曲折はあったでしょうが、
その成果は既にあらゆる面で見て取れます。
ワタシもあの番組は以前再放送含め何度か観ました。
日本では歩行者からも車からも、とかく虐げられがちな自転車ですが、
オランダ(をはじめ幾つかの国)ではきちんと自転車専用道があることや、
自転車だけでなく、交通面ではホントに感心することがたくさんあるんですよ。
真似をするだけじゃない、見習うべきはそもそもの合理的な考察力だと思います。