5.16.2012

Koninginnedag 2012

ウチのなんちゃって旗(手前)、お隣さんの立派な旗(奥) 笑


これも少し前のことになるけど...

今年もオランダの4月30日は“女王様の日”!もちろん祝日です

オランダの人たちは思い思いにオレンジを身につけ街に繰り出してお祝いする

そしてこの日だけは個人的に、誰でもフリーマーケットを開催できる日

家庭で、特に子供がマット広げてるところなんて

ぶっちゃけガラクタみたいなものだったりするけど

それがまた微笑ましかったり、思わぬ掘り出し物があったりするので楽しい

ワタシたちはずっと忙しくて連日遅くまで、土日も(一日中ではないけど)オフィスに出たりと

ゆっくりする暇がない状況が続いていて

ホントは行きたい街があったけど、無理を言うとまり男がグッタリしてしまうので

今年は近場のEindhovenに出かける事にした

近場とはいえそこそこ大きな街に行かないとマーケットが楽しくないからっていうのね

この女王様の日の2日くらい前から、オランダ各地で前々,前夜祭で盛り上がり

当日は大体12pmくらいから街ではイベントやマーケットが始まる

車でEindhovenの駅前まで行って駐車場に車を入れ、

ぶらぶら歩きはじめると続々オレンジ色の人が集まってくる!もちろん若者も多い

そう、ワタシたちも含めみんなオレンジ色なので

うっかりしてるとオレンジ色の群衆にまり男を見失ってしまいそうになる

そしてマーケットが開かれている方向(アイントのフットボールチーム,PSVのホームグラウンド周辺)へ向かい

マーケットが並び始めた辺りで良いモノ発見!

オランダの郵便局TNT post(現post NL)のメッセンジャーバッグ

おっちゃんが€2って言ってくれたけど€5でも買ってたな! 笑

ウハウハしながらも

イベントのDJをガン見するちびっこ!
微笑ましい姿は周囲の視線を集めてました
そこはまだマーケットの始まり、

それからズラーーーーっと並んだ

マーケットを隈無く見て廻ったので

すっごい疲れた

狙ってたものには出会わなかったけど、

それでも嬉しいものを見つけて満足

それ以上あんまり歩くとアレなので、

車に乗り地元の町を覗きに行くことに

でも地元に行ったら思いの外オレンジを纏った人がいなくて

ぶっちゃけ子供が殆ど...えぇぇぇぇ、なんかテンション下がるわぁ

ぶらぶら歩いてると普通の格好した同じオフィスのTonさん家族に出会い

「今日はオレンジじゃないとダメじゃん!」なんて言いながら(日本人に言われたかない、な 苦笑)

少しおしゃべりをして家に帰ってきた

ロイヤルファミリーは毎年この日、オランダの町の何処か2箇所訪問する事になっていて

TVでその中継をやっていたので観る

いつも思うんだけど、ロイヤルの人たちはホントにフレンドリーで

この日の町の催しには市民に混ざって積極的に参加するし

町の人たちも変にかしこまってなくて、なんというか“同じ目線”という印象がすごく微笑ましい

オランダの人たちはホントにオランダとロイヤルファミリーが好きなんだなぁと伝わってくる

因みに次期王位継承のヴィレム皇太子の奥様、マキシマ皇太子妃はアルゼンチン出身

美人で垢抜けてるうえにとても気さくな人柄が、外国出身でありながらみんなに愛される所以

まり男もマキシマ皇太子妃が大好きです 笑

とにかくしばらく肌寒い日が続いてなかなか春らしい気候にならないオランダも

この日の為に!と言わんばかりに女王様の日に相応しい見事な快晴でした

来年もまた楽しみ


TNTのメッセンジャーバッグ
オフィシャルグッズとしては売ってないのです。
€2ナリ

オランダ赤十字のロゴ入りトートバッグも発見!コレ嬉しい
¢50ナリ
NS(オランダ鉄道)のロゴが入ったボールペン。
¢10ナリ





b.


母、オランダにやってくるの巻

ようこそオランダへ!!


もうひと月以上のことだけど、良い思い出になったのでやっぱりちゃんと書いておきたい


ワタシの母がオランダにやってきました!

母はワタシより欧州の旅の経験がある(といっても欧州周遊ツアー)のだけど

オランダには来たことがなかった

もう随分お年寄りの域なので身体も丈夫じゃなく、普段街に出るのもやっとだけど

せっかくワタシがオランダで暮らしてるんだから、と叔母(母の姉妹)と一緒に

キューヘンホフが開園する良いタイミングでベネルクス周遊ツアーに参加してきた

ツアーなので団体行動、ワタシたちは仕事もあるので

マーストリヒトに立ち寄る予定があるのでその時にいっしょに食事をしようということになっていた

でもやっぱりせっかく来てくれるんだから可能な限り会いたいなと思っていて

(仕事の都合上確実ではなかったので)内緒で空港へ出迎えに

KLMの定期便で来ることになっていたので時間もゲートも判ってる、

でも待っても待ってもゲートから出てこない...

いくら何でもツアーだしそこまで時間がかかることはないだろうと不安を通り越して諦めかけた頃

ようやく出てきてくれた!

母も、叔母たちもまさかワタシたちが来てるとは思ってなかったみたいで目を丸くしてた 笑

出てくるのが遅かった理由を聞いてみると、バゲッジが破損してたみたいで

クレーム処理で時間がかかっていたのだとか

とにかくツアーのメンバーからも遅れて出てきたので急いで合流地点まで向かう

母と叔母たちのバゲッジを、ワタシとまり男が引っ張っていったんだけど

メンバーに合流してバゲッジを邪魔にならない場所に避けていると

まり男が現地添乗員の男性に“ここで何してんですか?!”と訊かれる 笑

いや、さすがに日本人団体の中に強面西洋人混ざってたら明らかに不審者よね...

「ツアーでお世話になる現地在住の家族のものです、この度はお世話になります」

と慌てて挨拶をした まり男たん、ゴメンね

そして母や叔母たちが「お土産持ってきたのバゲッジに入ってるし」ということで

ワタシたちはこの日もう仕事の予定を入れてなかったので

初日宿泊予定のHaarlemまで、観光バスを追いかけていくことに

この日の晩ご飯はツアーでの食事ではなく各自で、ということだったので

叔母たちにはまり男は初対面ということもあり一緒に食事をすることができた

長いフライトの疲れもあっただろうから長居はしなかったけど

食事までできるとは思ってなかったから嬉しかった

まり男も楽しんでくれたよう

みかん箱いっっっぱい
の日本のお土産
翌日からはまたワタシたちは仕事に戻り、

母たちはツアーでオランダ、ベルギー、ルクセンブルクを周遊

旅の終盤ではちょうど週末にルクセンブルクから

マーストリヒトへ行く行程になっていて

「週末だしせっかくだから僕らもマーストリヒトに泊まろう」

とまり男が提案してくれた

母との事前打ち合わせでは食事をすることになっていて

泊まるとは言っておらず

またちょっとしたサプライズになれば良いなぁと楽しみにしていた

明確な時間は決めてなかったけど昼過ぎにマーストリヒトに到着し、

ツアーご一行様と同じホテルにひと足先にチェックイン

そのあと母達と合流するまで街の中心を歩いてみようと、車に積んできた自転車で出かける

マーストリヒトは旧い歴史のある街で趣があり、中でも一番行ってみたかった場所があった

15世紀に建てられた教会をリノベートしたという書店“Selexyz Dominicanen”

場所はメモしてたけど、街を歩いてると偶然辿り着いた!

重厚かつモダンなレリーフが施された鉄の門を入ると、思っていた程は大きくなくて

建物の真ん中に3階分の書棚があるものの天井が高いためか圧迫感もなく

なるほど“世界一美しい書店”と言われた内装になっている

Selexyz Dominicanenのエントランス


基本的に教会の内装を損なわないようされている。
訪れる人で賑わうけど何処か静寂が漂う。

子供用書籍のコーナーは子供達の人気者Nijtjeの大きなぬいぐるみ!
みんな入れ替わり立ち替わり一緒に写真を撮ってた。

高い場所の本を取るためのスツール、
がまたカッコいい

やっぱりそこそこ有名みたいで結構写真を撮ってる人が多かった

書店を探索し、ここでは友人のお土産と

自分用に面白い写真集を見つけたので購入

因みにこの書店“Selexyz Dominicanen”は

もともとSelexyzという書店チェーンだったけど

経営破綻してしまい、今年に入ってオランダ大手の新書,古本取扱い書店De Slegteに買収された

でも“Selexyz Dominicanen”という名前は定着しているのでそのまま継続されるんだそう

書店を出て母たちにお土産を買おうと思って観光案内所VVVへ

ここは15世紀に裁判所長官の自宅として建てられたものらしく

建物自体はそのままに、半地下が観光案内所、上階はホテルとして運営されてるようだった

歩くのも疲れたのでそろそろ一旦ホテルに戻ろうか、となって自転車置き場に戻る途中

アジア人の団体客を見かける

まり男が“あれママたちじゃない?”なんて冗談半分でいってるとホントに母たちだった! 笑

そこで同じホテルに泊まることを伝え、ガイドさんには同じレストランで食事をしたい旨を伝え

時間とレストランを確認して取り敢えず先にホテルに戻ることにして一旦別れる

食事の時間になりみんなと同じレストランに向かうと

団体でまとまって座ることになっていたのだけど、

ガイドさんの計らいで母達と同じテーブルに着席させてもらいまた楽しいひとときが過ごせ

食事後ホテルに戻ってもまた母たちの部屋に行きゆっくりお喋りすることができた

河の向こう側がマーストリヒトの街の中心部
河を渡ると街を護る砦に備えられた大砲も見える


翌日はまた別れたけど、母たちがオランダを発つ日にまり男が時間を調整してくれたので

空港まで見送りにいくことができた(ガイドさんに空港入りの時間をこっそり聞いておいた)

この日も仕事の都合がどうなるか判らなかったので母たちには見送りにいくことは告げず

何も知らずにチェックインしようとしているところをギリギリつかまえられた

セキュリティチェックを通過するまで、母や叔母たちはもちろん

ツアーで一緒になった方たちやガイドさんにもお礼を言うことができ

みんな無事で旅を終えて帰って行ったのが何よりだった

若い人ならともかく、周遊ツアーは忙しいから高齢の人にはちょっと大変だったと思う

今度は郊外や田舎ののんびりした雰囲気も是非味わってほしい

家族の為に仕事を調整し言葉は通じなくても楽しくつきあってくれたまり男にも心から感謝です


友人からのお土産も一緒に持ってきてもらった。
日本から、オランダにまつわるとてもコアなアイテム、
感謝!!!



b.

ビザ更新手続き −前編−

オランダで暮らし始めて初めてのビザ更新

やっぱり法的な手続きは何かと面倒、というかトラブルが起こりやすい(ワタシにとって特に鬼門なのかなぁ...)

そもそも初めてのビザが発給されるまでもスムーズではなかった

結構振り回された挙げ句に正式にビザが発給されたのが半年も過ぎた晩秋だった(それくらいが普通?)

ビザの種類に依る理由や多少の個人差があるのは解るとはいえ、

途中問題が発生したりして遅くなった(その間は仮ビザの発給を受けていた)

そして今回更新の手続きで先ず起こったトラブルが、「手続き申請が遅い」と言われた事だった


期限の3週間程前に更新の申請書に記入し、移民局へ持参(郵送でも可能、ワタシは直接持参した)

窓口で担当の人に渡し、受領証明のコピーを受け取った
(要は窓口の人が受け取りましたよという担当者サイン入りの申請用紙のコピー)

「後日更新手数料の案内や次の手順の案内が3週間程で封書でいくはずだから待っててね」

と言われ、この日はそのまま帰る

この時は独りで移民局を訪ね申請書を提出してきたので

窓口で受け取った受領証明の控えをまり男に見せると

“この紙にはビザ更新の3ヶ月前には手続きのお知らせをするって書いてある...”と教えてくれた

えっっっ?!そんな連絡一切来てないし、今日行った窓口でも一切そんな事言われんかったし...

でもまあとにかく手続きには行ったから大丈夫だろうと思ってた

約10日後、書簡が届く

まり男曰く「これ普通は(運転の)違反キップの支払い請求がくる封筒やで...」

って言うんだけど、運転してないしそんなワケ無いやん

開けてみるとビザ更新手数料の支払い請求書だった...

移民関係の会計と違反キップの会計の管軸が一緒??よく解らない

更新料も相変わらず高いと凹みながらも支払いを迅速に済ませ、

次の案内を待つと間髪開けずにまた移民局から書簡

まり男にひととおり読んでもらう、そしてまり男憤慨

曰く「ビザの期限が切れる3ヶ月前には案内が送られているはずなのに、何故こんなに更新が遅いのか」

「明確な理由と何かしらの証明書を当局に返信するように」

とある

??! 案内なんて一切来てないし何の知らせも受けていない、そらまり男も怒るわ

でももちろんオランダ政府相手に喧嘩したところで何の得にもならないので

オランダに来て仲良くなった知人に相談した際の助言を参考にしながら

まり男が証明書類をムリヤリ作って苦情というカタチで返信してくれた
(あくまでも政府相手に喧嘩腰はいけないので、ちゃんとした正式な文書として対応)

つまり“ムリヤリ”というのは遅れた理由も何も、

更新の際の注意点としていつ手続きを始めなければいけないか誰ひとりとして言及してくれず

前回(初回)正式なビザ発給の際にも、窓口で「期限が切れる頃に更新に来てね」と言われただけ

手続きを始めなきゃいけないタイミングなんか知る由もないのに不当な理由など無いということで

過去の手続きの際にかなり振り回された事実なども含め書類を作ってくれた

こういう事になりかねないので、

当たり前だけど公式な書類はやっぱり全て保管必至だと実感

大抵の人は多少時間がかかってもこんな厄介な事にはならないと思うけど...

またオランダは移民に対して寛容と言われてきたけど

逆にそれがいま問題視されてるのも事実で何かと滞りがちなんだろうと思う

運転免許の件でも然り、こうも続くと法的な事は個人差はあれど

役所と言えど、一度言われた事を鵜呑みにせず少し経って改めて確認してみるなど

面倒でも確実な手順を取ったほうがいいんだね

勉強になりました....

経過は後編へ続く



モヤモヤして落ち着かないことがあっても
こういう気持ちの良い眺めをみると束の間忘れられるなー





b.

5.08.2012

オランダ語クラスのはじめに

オランダで移民として暮らす以上、オランダ語を習得する義務があり

経済的な理由や地域にオランダ語のクラスがないなどの人の為に

国の援助により有料ではあるけども格安(事実上約2年間で€270/'12.4月現在)で勉強する機会を与えられる

自主的に民営のクラス(簡単にいえば英会話学校みたいなもの)を取る方法もあるけど

ワタシは先ずは公のクラスをとることを希望していた

一応義務なので自治体の役所から何らかの案内が来るはずなのに

オランダに来てから1年も過ぎようとしても音沙汰がない

ずっと気にはなっていたけど、初年度のビザの件(発給が滞ったこと)もあったのと

普段仕事をしていてなかなか自発的に行動には移せなかった(...言い訳?)

ようやく1年が経つという頃に、突然役所からオランダ語クラスに関する案内が来たので

仕事の合間を縫って役所に行ってきた

担当者に穏やかな雰囲気の中で略式のインタビューを受ける

●オランダ語を習得する意欲があるか
●出身国での最終学歴と経験のある職種
●現在オランダでどのように暮らしているか(就学または就労について)

などの質問だった

それからオランダ語のクラスを受けるにあたり書類にサインし、

後日改めて別のインタビューがあるのでその案内が行くはずだから待っててね、

という事だった

いい機会だったので「なんで1年も経ってからの案内なの?」と訊いてみたところ

“移民として入国してきたけど、半年とか1年も経たずに出て行っちゃう人もいるんだよね”

だって

なるほどね、国の支援で設けてもらっているものだから

(言い方は悪いけど)トンズラされたらいい迷惑なんだと納得もできる

ただ、もっと早く自発的にクラスを受けたい旨を伝えれば

それなりに早く始められていたかもと思うとやっぱり残念

というのも、オランダに来てから3年後のオランダ語試験にパスしないといけないから

1年のロスは大きい...

やっぱりオランダ語を話せるようになりたいのよ

此処で暮らしていくんだから当たり前の事だと思ってるし

ちゃんと自習してる訳じゃないけど少しずつ単語でも覚えるようにはしてるし(変な言葉ばっかりだけど...)

解る言葉はなるべくオランダ語を使うようにしてるし

(ワタシがオランダ語で聞いてまり男がうっかり英語で返してくるって変な構図がたまにある 笑)

因みに(こういう言い方はあまり好きではないけど)後進国とされる国の出身国の人は

オランダに来る前に予め学習義務があり、最低限のオランダ語を習得してるのだとか

そういう人と比べると既にワタシはハンデがありなおさら頑張らないといけない


役所に行って1週間かそこらで案内があり、インタビューの場所と日時が指定されていた

指定されていたのは案内が届いた翌日(昨日の今日とかホントやめてほしい...)

しかも関連施設がありそうにもない少し離れた街...

実際行ってみるとやっぱり教育関係でもなさそうなただのコミュニティ(公民館みたいな施設)

少なくとも10人程来るのかな、と思いきやワタシの他に女性が1人来ただけだった

そこでは先ず担当者に、先に(役所で)受けたような最終学歴や就労経験、

オランダでの生活の様子を英語で訊かれ、そのあと何故かIQテストを受ける

えっ、マジで??と思いつつも案外楽しかった

オランダ語の勉強で直接関係はないけど、学習する上での柔軟性をみる参考にするんだろうと思う

テストの後、今度は単語が書かれたカードを差し出され

「順番に読んでみて」と言われる(所要時間約1分程)

その後担当者は「ここからはオランダ語で質問するから判る範囲で答えてね」と言われる

い え 、解 り ま せ ん か ら . . . .

10項目程の質問にひたすらik begrijp u nietしか言えませんでした

さらに形態を変えてオランダ語での受け答えを幾つかやって、

終わった頃にはなんかグッタリ凹んだ気分になった

「いいのよ、今日はあなたのオランダ語のレベルを把握する為のものだから」

と言われなだめられる

解ってるのよ、だからこそこれから勉強するんだから

でもやっぱりこの1年のブランクを悔やむし、なんだか申し訳ないなぁという気分になった

容易ではないけどがんばろうっと!!

今年のkoninginnedag(女王様の日)のマーケットで50¢で買った
オランダ赤十字のロゴが入ったトートバッグ!
オランダ語クラスに行く時に使いまっす :D


b.

運転免許証切換え—前編—

日本の運転免許証からオランダの運転免許証への切換えについて

先ずワタシは日本を発つ前に国際運転免許証(有効期限1年)を取得していたので

オランダに来てから暫くの間、そのライセンスでたまに運転していた

取り急ぎではないけど後々の切換えのために、

手続きの概要をオランダで親しくなった日本人の方に聞いてみたところ

“手続きの際に、住んでいる自治体に日本の免許証を預けないといけなくて

日本での更新の時にはまた返してもらう必要がある”とのことで

約半年後に一時帰国した際に更新しようと思っていたワタシは

預けたものを更新の為にまた引き取りに行って、という手間を省くため

更新が終わってから切換えの手続きをしようと思っていた

因みにちょうど日本での運転免許の更新に合わせて日本に一時帰国するのが

なかなか難しい人もいるだろうけど

更新期間より前でも「期限前更新」という方法もあるので少しばかり前倒しになるのは問題無い

その際は期限前更新なので更新案内を持参していないことを窓口で伝えればいい

ただ、更新後の期限が1年短縮される点だけ注意が必要

例えば更新後の有効期限が本来なら5年であっても、

期限前更新によって4年後の誕生日前後1ヶ月内に更新しないといけない

なので結局はできれば通常の更新期限内に一時帰国して更新するのが好ましいということ


日本の運転免許証からオランダの免許証への切換え手続きをするには

先ず日本大使館にて日本の運転免許証と翻訳依頼申請書を提出し公式翻訳書類を作成する
(諸費用€17キャッシュのみ / '12.3月時点、1週間程で受取可)


書類を引き取ってきたら次に自治体の役所へ翻訳書類,日本の運転免許証,パスポート,

オランダの身分証明証(IDカード)を提出して切り替え申請をする

ワタシも必要なものが揃ったので役所へ行ったけれど、そこで思わぬトラブル

役所の人曰く、先ずオランダ入国1年以内(オランダに来てから、あと10日程でまる1年)でないと

運転免許証の切換えの申請はできないよ、とのこと

そしてワタシのIDカードの有効期限がもう終わりに近づいている(期限まであと3週間程)こと

ということで.......ええええーー?!それってもう無理ってことじゃん!

以前知人に聞いた時にも、大使館や外務省のサイトで運転免許の切換えについていろいろ調べた時にも、

大使館で翻訳依頼した時にも期限についての言及は全くなかったのに?!

狐につままれたような気分で、でもとにかくその時点でできることを聞いてみると

cbr(Centraal Bureau Rijvaadigheidsbewijzen)宛の書類一式(健康状態を証明する書類のようなもの)

を受け取ったので早急に記入してcbr宛に送付し、

あとは移民局でビザ更新の手続きをすることだった

移民局にも(ビザ更新の)手続きに出向き、約2週間程でcbrから証明書類が返送されたのだけど

今度はビザ更新で問題発生、そして滞る...(ビザ更新の項目にて記述)

一旦手続きは始めたものの、ビザ更新待ちの為何もできないので焦る...

何より「1年」という期限に焦る...

改めて状況を説明し規則を確認するために自治tの役所に出向いたところ

「日本国籍の運転免許証なら切換え手続きに1年という期限は特にない」と言われる

しかもこの時になって初めて聞いた事なんだけど

「オランダ入国6ヶ月以内なら日本の免許証のままで運転できる(つまり国際免許証も要らない)」らしい


あぁ、またしても...


担当に依って言及されることが違うっていうのはどこの国の役所でも同じやね

でもまあ切換え期限の心配が無くなったっていうのは大きな安心材料には違いない

仕事で運転する必要もあるのでなるべくならこれ以上滞らずに完了させたいけど

あとは移民局のビザ更新次第ということで...

運転免許証切換え手続きの流れについては改めて、完了してから後日まとめることに

b.